タイの駐夫の人に聞いてみた【後編】
「そこに思い悩む理由に何がある?」みたいな、「悩んだからって、何がいいの?」っていうのは僕の価値観なんでしょうね、多分。
この人の話
47歳駐夫3年目。妻の海外赴任希望に同行する形で44歳で塾を退職してタイへ。時間に追われない暮らしと、お金のことを考えなくていい状況を「自由な貧乏人」と呼んで気楽に受け止めている。即断即決の性格と、家族と一緒の時間を最上位に置く価値観をそのときどきで更新中。コンロ交換に対応しながらインタビューを受ける生活感の中で、こだわりがどんどん減っている自覚がある。 大学受験で1浪し、滑り止め大学に渋々入学。入った後はボランティアサークルから派遣された学園祭実行委員会に4年間打ち込み、人間関係を培った。卒業後1年間は国際電話の飛び込み営業で疲弊し、転職フェアで偶然出会った母校の塾に転職、個別指導の教室担当からエリアマネージャーまで18〜19年勤めた。当時から「いつか独立しよう」という意識があった。 帰国後は元住んでいた地域…