
サンティアゴ巡礼に行ってきた人 に、聞いてみた
全然バックグラウンドの違う人たちが同じ道を歩くっていう不思議さみたいなのがすごく印象的だった思い出があります。
現在
大学卒業後はフリーランスのライターとして活動。サンティアゴ巡礼から3ヶ月ほど経った今、ノートに残しておいた記録を振り返りながら、痛みの記憶を引き継ぎつつ全体としては『大したことなかった』と整理できるようになっている。巡礼で『6日間120キロ』『1日6〜7時間歩く』『2日目に肉体・精神の限界』『5日目の雨で吹っ切れた』という経験を経て、『日本に帰っても多分大丈夫』という感覚を獲得した。日本人としてのアイデンティティの再認識や、自分と全く違う背景の人と同じ道を歩く不思議さも持ち帰った。
過去
1999年生まれ、父親の仕事の都合で4〜6年に1回転校する経験を重ねながら育つ。大学は数学科のミッション系大学。途中で2年休学し、その間に新しい関係を持つ人が現れたりと節目を経験。観光地よりも町の本屋やスーパーをふらつくタイプで、普通の人がやらないことに惹かれる『天邪鬼』な性格を自覚している。大学卒業直前の2024年2月下旬、大晦日に決めたサンティアゴ巡礼へ高校の友人と二人で旅立った。
父親の仕事の都合で4、5年、5、6年に1回ぐらい転校する経験が多くて、そのために一旦その人間関係とか、ああいうのは全部リセットするのが何度かあったんですね。
未来
今度はピレネー山脈を越える800キロ全行程の踏破を視野に入れ、フランス人の道のフルバージョンや、ポルトガル人の道など別ルートでの巡礼も狙っている。巡礼そのものをライフテーマの一つにしながら、日常をリセットしたい人へ熊野古道や近場のホテル滞在も選択肢として提案するなど、自分の旅論を発信し続けたい。観光地でない場所をふらつき、土地に住む人々の生活を観察するスタイルを続けつつ、フリーランスライターとしての仕事も並行して育てていく。
おそらく何年後かには私もきっと、あの道を再び歩いているような気がします。

