無名人時計
泥臭く足掻くのをやめなかったからこそ私は生きてる人

泥臭く足掻くのをやめなかったからこそ私は生きてる人

兎角ゆらの 20代・女・無職・主婦 2024年
漫画自殺
もう一番にあるのは楽しいでして。

現在

漫画家志望として、サンデーgxの新人賞応募作品を10月締切で毎日描いている。1ヶ月前から漫画執筆を始めたが、高2からのイラストレーター経験が活きてスタートダッシュは早い。ダークファンタジー+軽くサイコホラーのジャンル。気功術で足腰を治してくれた「父と慕う人」(元床屋)に出会い、排尿障害が治るほどの恩を受けた。母も「毎日楽しそう」と変化を実感している。統合失調症の手帳も返上できそうな状態。書いている時はキャラクターが生き生きしてどんなシーンも楽しい。

過去

戸籍上父親はおらず、隠し子的に父親たる男性は時々帰宅、最初は親バカだったが自分の理想を押し付けるタイプに変わりぶたれたこともあった。母が少女漫画を応募していたのを見て漫画を志した。学校生活はいじめに遭い、中学・高校ともに不登校で高校中退。摂食障害もこじらせていた18歳で統合失調症と診断。14歳でネットで知り合った5〜6歳上の同性の憧れの女性と恋愛感情を持っていたが、高3の年に彼女が飛び降り自殺、亡くなる前日に会う約束をしていた喧嘩別れの状態だった。その6年後、自身も同じ方法で後追いし、足腰の障害が残った。

痴情のもつれでいろいろそういった流れになってしまったんですけれど。

未来

商業誌という舞台で「やりたいこと・表現したいこと」を、亡くなった同性の友人が生きられなかった世界の分まで実現したい。「漫画で命削って死ねるなら本望」というスタンス。誰か1人にでも何かが響けばいいというポテンシャル。漫画では「考えることをやめないでほしい」というメッセージを伝えたい。叩く側に正当性を求めるsns文化への反骨を、キャッチーに商業誌で表現したい。父親が嫌った創作で食べる、という唯一の野心も持つ。

漫画で命削って死ねるなら本望っていうのでやってて。
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →